磯靴を自作する方法を紹介!
磯靴を自作しました!
磯靴を探している段階で、自分の足に合うものがなかったこと、総じてゴツくてダサいものしかなかった(危険を回避するためなので贅沢は言えませんが…)ので、磯靴を自作してみました!
制作の過程を順を追って説明していますので、自分で作ってみたい方の参考になれば幸いです。
ショアプラッギングで使用する磯靴について | おかべlog
磯場には、コケや海藻で滑り易くなっている場所などが多く、そんな滑りやすい環境で釣りをするということは、時に命の危険だってあるわけです。磯靴は安全に釣りをするため、自分の身を守るための装備となりますので、ここで紹介します!
ベースとなる靴の選択
ベースとなる靴は、ワークマンのPVC防水シューズ
を選択しました。
※画像出典:ワークマンのHP
この時は、「防水で安価で軽いし、見た目もオー〇スターみたいでいいっちゃないかな~」という理由だけでこの靴を選びましたが、靴底に結構な凹凸があることは気にしていませんでした。靴底はできるだけフラットなものの方がソールを張り付けやすいので、自作してみようと思っている方は、ベースとなる靴の底は注意してください。
それでは、磯靴の作成手順の説明にはいりますね!
手順1:靴底の凹凸を切り落とす
靴底がこのような形状をしていたので、一旦平らにするために凹凸部分を切り落とします。
私は、革を切る時用の革包丁
が使いやすかったので、それを使用しました。実際にやられる際は怪我などに十分に注意してください。
手順2:靴底をフラットに慣らす
靴底の凹凸を切り落としたら、フラットになるようにひたすらヤスリがけします。
私は知り合いに頼んで、機械で一気にしてもらいました~
手順3:靴とソールを張り合わせる
靴底がある程度フラットになったら、ソールと張り合わせます。
私はフェルトスパイクのソールを選びました。
フェルトは接着剤を吸収してしまうため、フェルトの色が変わるくらいまんべんなく塗ったら10分くらい乾燥させます。
次に接着剤を塗って乾燥させたソールと靴底にまんべんなく接着剤を塗り、手につかなくなるくらい(20分~30分)放置します。
乾燥したら2つを張り合わせて圧着します。
本来なら靴の中に木枠をいれて、裏からフェルトを小槌などで叩き圧着させるのですが、工具がなかったので、ガムテープでぐるぐる巻きにして2~3日、風通しの良いところで完全に接着させました。
これでガムテープを剥げば、自作磯靴の完成です!
自作磯靴を使用してみての感想
実は片足だけ、様子を見るためにガムテープを1日弱で剥がしたのですが、磯で使っている時にソールが剥がれてしまいました。しっかりとガムテープで圧着させていた方は、今でも剥がれていないので、2~3日はぐるぐる巻きのまま乾燥させてください。
この自作磯靴のベースは、防水の靴を使用していますが、表面から海水がかかる分にはよいのですが、足首の部分などから中に海水が入ってきたときは、防水の素材ゆえ海水が出ていかなくて気持ち悪いということが実際に使用してみてわかりました…
この問題点をふまえ、また新しい靴で自作してみたいと思います!